ヘッドライトステーの溶接修理
ヘッドライトステーの修理のご紹介です。
ステーが折れた場合、多くの国産車では補修用ステーが純正部品として入手出来ますが、
補修ステーが無い絶版車や高級輸入車では大変困った事になります。
そんな時は溶接修理と言う方法があります。
こちらはステーが運送中に折れた高級輸入車のヘッドライトステーです。

運送業者に弁済交渉をしても補償額の上限を超えますので代品への交換は不可となります。
そこでプラスチック修理の丸イ様にステーの溶接修理をお願いしてみました。
仕上がりはこんな状態です。


控えめに言っても修理痕が全くわかりません。
上が修理前、下が修理後。

驚愕のクオリティーです。
接着では無く溶接なので強度もあります。
プラスチック修理の丸イ様ではヘッドライト以外の樹脂パーツの修理や3Dプリンターを使った復元などもされているみたいなのでお困りの方はお問合せして見て下さいね。
素晴らしい技術なのでご紹介させて頂きました(^^)
ステーが折れた場合、多くの国産車では補修用ステーが純正部品として入手出来ますが、
補修ステーが無い絶版車や高級輸入車では大変困った事になります。
そんな時は溶接修理と言う方法があります。
こちらはステーが運送中に折れた高級輸入車のヘッドライトステーです。

運送業者に弁済交渉をしても補償額の上限を超えますので代品への交換は不可となります。
そこでプラスチック修理の丸イ様にステーの溶接修理をお願いしてみました。
仕上がりはこんな状態です。


控えめに言っても修理痕が全くわかりません。
上が修理前、下が修理後。

驚愕のクオリティーです。
接着では無く溶接なので強度もあります。
プラスチック修理の丸イ様ではヘッドライト以外の樹脂パーツの修理や3Dプリンターを使った復元などもされているみたいなのでお困りの方はお問合せして見て下さいね。
素晴らしい技術なのでご紹介させて頂きました(^^)
tag : プラスチック修理の丸イヘッドライトステー修理
レクサスGSの社外品ヘッドライト不具合の対策
※本日は17時半で閉店となります。
前期型レクサスGS用の社外品ヘッドライトです。

3眼プロジェクターで後期顔の様な見栄えですね。
色々と不具合が有るとの事で対策させて頂きました。
内容は以下になります。
・メーターパネルにエラー表示が出る。
・光軸が下過ぎて調整不能。
・海外用の右上がり配光。
エラー表示の方は「ヘッドライトシステムチェック」の表示が出ます。元々搭載されている前期型ヘッドライトが
HID単眼の場合はエラーは出ないと言う事ですが3眼のLEDヘッドライトの場合はこのエラーが出ると言う事です。
原因は特定出来ましたので対策をさせて頂きました。
車載チェックはまだ先になりますが恐らく問題無いと思います。
光軸が上に向かない不具合はインナーとプロジェクターの干渉でした。

赤で囲んだ範囲でインナーとプロジェクターの化粧板ががっつりと干渉しています。
これではいくらネジを回してもプロジェクターは動かないですね。設計の問題だと思います。
配光の方も反転出来ました。

↑元々の状態

↑対策後
プロジェクターの光学精度もあまり良くないので車検場のテスターでどう判断されるかは不明ですが、
取りあえず対向車に迷惑になる配光ではなくなりました。
このヘッドライト、かなり人気があるみたいですが、ちょこちょこ同様のお問合せがあります。
困っているオーナー様はご相談下さい(^^)
T様、この度はご利用誠にありがとうございましたm(_ _)m
前期型レクサスGS用の社外品ヘッドライトです。

3眼プロジェクターで後期顔の様な見栄えですね。
色々と不具合が有るとの事で対策させて頂きました。
内容は以下になります。
・メーターパネルにエラー表示が出る。
・光軸が下過ぎて調整不能。
・海外用の右上がり配光。
エラー表示の方は「ヘッドライトシステムチェック」の表示が出ます。元々搭載されている前期型ヘッドライトが
HID単眼の場合はエラーは出ないと言う事ですが3眼のLEDヘッドライトの場合はこのエラーが出ると言う事です。
原因は特定出来ましたので対策をさせて頂きました。
車載チェックはまだ先になりますが恐らく問題無いと思います。
光軸が上に向かない不具合はインナーとプロジェクターの干渉でした。

赤で囲んだ範囲でインナーとプロジェクターの化粧板ががっつりと干渉しています。
これではいくらネジを回してもプロジェクターは動かないですね。設計の問題だと思います。
配光の方も反転出来ました。

↑元々の状態

↑対策後
プロジェクターの光学精度もあまり良くないので車検場のテスターでどう判断されるかは不明ですが、
取りあえず対向車に迷惑になる配光ではなくなりました。
このヘッドライト、かなり人気があるみたいですが、ちょこちょこ同様のお問合せがあります。
困っているオーナー様はご相談下さい(^^)
T様、この度はご利用誠にありがとうございましたm(_ _)m
修理ラッシュ
先週は大量の修理案件で忙殺されておりました(xωx)
修理は出来る限り優先で対応しておりますが、希に一気に修理が重なる事がありすぐに対応が出来無い場合もございます。
修理の内容も様々で事故修理、経年によるLED切れ、塗膜の劣化、電子回路の故障
原因不明の謎の漏水(現在経過観察中)、半田クラック(初期不良で保証対応)等々・・・
最初は数年前に加工させて頂いたレクサスCTのヘッドライトです。
雪でスリップして事故破損したとの事での修理依頼になります。
ヘッドライトは前期型ですが、中古で前期ライトの良い物が見つからないので中期用でも使えるかと言うお話しでした。
外観の写真を見たところ大きな違いも無さそうなので多分使えるだろうと言う事で進めさせて頂きましたが
到着したライトを見るとプロジェクター部分がかなり違う事がわかりました。

↑破損した前期プロジェクター

↑新たにご用意頂いた中期プロジェクター
前期のプロジェクターは下部にパラボラリフレクターを備えています。初期のレクサス車で良く見かける物です。
対して中期用はこれがありません。
また2個のレンズの間隔も微妙に違います。
中期のプロジェクターと化粧板丸ごと使うと言う選択肢は無くなってしまいました(-ω-;)
前期のプロジェクターは化粧板が破損、外側はレンズが割れているので使えません。
そこで前期プロジェクターと中期の化粧板、前期の化粧板、在庫のジャンクパーツで使える部分を組み合わせて形にしました。
オーナー様には多少の加工痕は問題無いと事前に御了承頂いております。

意外と重要な部分は無傷で再利用出来た事も大きいですが、ほぼ加工痕が分からない仕上がりになりました。
前期と中期では使うLEDも点灯コンピュータも違うので形状は同じなのですが簡単には移植出来無いと言う事になります。
そしてこちらは6年ほど前に製作させて頂きましたアクアのヘッドライトです。

今まではイカリングなどはピンクのLEDでしたが、やはりピンクのLEDは良く切れます。
大量のLEDが切れて居ましたので今回は青のLEDに変えて修理させて頂きました。
次は謎の漏水のレクサスNXです。

半年ほど前にシームレス加工をさせて頂きました。
光源のハイパワー化に伴ってユニット背面を1部延長加工してアルミ板で防水を確保しています。
その上にヘッドライトのウォッシャーノズルがあるのですが、何故かこのノズルの背面がランプのアルミ板を突き破っております。

パックリと口を開けています。
隙間は狭い物の充分なクリアランスはあります。何故この様な事が起きたのか全く謎な不思議な現象です(・ω・;)
まだまだ続きますW
最近郵送で加工させて頂きましたオーラのバックドア側のテールランプです。
漏水が有ると言う事でお送り頂きました。
現物を確認すると背面の防水パッキンにシミがあります。
ほぼ新品なので元々汚れている部分ではありません。


水色のラインが車体に密着するライン、赤が汚れの範囲です。
堤防のラインを突破して内側に漏水痕があると言う事はパッキンからの浸水を意味しています。
良くあるのですがシーケンシャルウインカー用の配線を挟んだ状態で取り付けされた物と思われます。
塗装の変質での修理がこちらです。2年半前に加工させて頂い物です。

塗膜がブクブクと膨らんでいます。
この下にプロジェクターがありますのでハイワッテージバルブに交換されて高温でこうなったのかと思いましたが、
プロジェクターはLEDバルブが付いていました。
よくよくオーナー様に確認すると長期間炎天下に放置されていたと言う事でどうやら太陽光が原因の様です。
塗装したパーツはお椀形状になっているので太陽光が収斂されたのではないかと思われます。
過去にアルミホイールの収斂効果で火災が起こると言う問題が起こった事を思い出しました。
不具合は常に私の想像、想定を超えてきます。
加工にはリスクがあると言う事を御理解頂けると幸いです。
最後に加工中のテールランプを少しだけ紹介させて頂きます。

完成までまだ少しかかりますが、イベント車のテールランプです。かなり凝った事をさせて頂いております(^^)
修理は出来る限り優先で対応しておりますが、希に一気に修理が重なる事がありすぐに対応が出来無い場合もございます。
修理の内容も様々で事故修理、経年によるLED切れ、塗膜の劣化、電子回路の故障
原因不明の謎の漏水(現在経過観察中)、半田クラック(初期不良で保証対応)等々・・・
最初は数年前に加工させて頂いたレクサスCTのヘッドライトです。
雪でスリップして事故破損したとの事での修理依頼になります。
ヘッドライトは前期型ですが、中古で前期ライトの良い物が見つからないので中期用でも使えるかと言うお話しでした。
外観の写真を見たところ大きな違いも無さそうなので多分使えるだろうと言う事で進めさせて頂きましたが
到着したライトを見るとプロジェクター部分がかなり違う事がわかりました。

↑破損した前期プロジェクター

↑新たにご用意頂いた中期プロジェクター
前期のプロジェクターは下部にパラボラリフレクターを備えています。初期のレクサス車で良く見かける物です。
対して中期用はこれがありません。
また2個のレンズの間隔も微妙に違います。
中期のプロジェクターと化粧板丸ごと使うと言う選択肢は無くなってしまいました(-ω-;)
前期のプロジェクターは化粧板が破損、外側はレンズが割れているので使えません。
そこで前期プロジェクターと中期の化粧板、前期の化粧板、在庫のジャンクパーツで使える部分を組み合わせて形にしました。
オーナー様には多少の加工痕は問題無いと事前に御了承頂いております。

意外と重要な部分は無傷で再利用出来た事も大きいですが、ほぼ加工痕が分からない仕上がりになりました。
前期と中期では使うLEDも点灯コンピュータも違うので形状は同じなのですが簡単には移植出来無いと言う事になります。
そしてこちらは6年ほど前に製作させて頂きましたアクアのヘッドライトです。

今まではイカリングなどはピンクのLEDでしたが、やはりピンクのLEDは良く切れます。
大量のLEDが切れて居ましたので今回は青のLEDに変えて修理させて頂きました。
次は謎の漏水のレクサスNXです。

半年ほど前にシームレス加工をさせて頂きました。
光源のハイパワー化に伴ってユニット背面を1部延長加工してアルミ板で防水を確保しています。
その上にヘッドライトのウォッシャーノズルがあるのですが、何故かこのノズルの背面がランプのアルミ板を突き破っております。

パックリと口を開けています。
隙間は狭い物の充分なクリアランスはあります。何故この様な事が起きたのか全く謎な不思議な現象です(・ω・;)
まだまだ続きますW
最近郵送で加工させて頂きましたオーラのバックドア側のテールランプです。
漏水が有ると言う事でお送り頂きました。
現物を確認すると背面の防水パッキンにシミがあります。
ほぼ新品なので元々汚れている部分ではありません。


水色のラインが車体に密着するライン、赤が汚れの範囲です。
堤防のラインを突破して内側に漏水痕があると言う事はパッキンからの浸水を意味しています。
良くあるのですがシーケンシャルウインカー用の配線を挟んだ状態で取り付けされた物と思われます。
塗装の変質での修理がこちらです。2年半前に加工させて頂い物です。

塗膜がブクブクと膨らんでいます。
この下にプロジェクターがありますのでハイワッテージバルブに交換されて高温でこうなったのかと思いましたが、
プロジェクターはLEDバルブが付いていました。
よくよくオーナー様に確認すると長期間炎天下に放置されていたと言う事でどうやら太陽光が原因の様です。
塗装したパーツはお椀形状になっているので太陽光が収斂されたのではないかと思われます。
過去にアルミホイールの収斂効果で火災が起こると言う問題が起こった事を思い出しました。
不具合は常に私の想像、想定を超えてきます。
加工にはリスクがあると言う事を御理解頂けると幸いです。
最後に加工中のテールランプを少しだけ紹介させて頂きます。

完成までまだ少しかかりますが、イベント車のテールランプです。かなり凝った事をさせて頂いております(^^)
ロータスエリーゼのテールランプの修理
ロータス専門店様からのご依頼です。
テールランプのLEDが切れて居る物がたくさんあるので修理して欲しいと言うご依頼です。
なかなか同じ特性のLEDを探すのが難しいので交換部分に違和感が出るかも知れない旨を御理解頂きお受けさせて頂きました。
到着時の状態はこの様な感じで完全に切れて居る部分と光量が弱くなっている部分があります。

LEDは3528チップなのであちこち探しまくって特性の近そうな物を入手しました。
完成後の写真です。

6灯ありましたが、中央の4灯は元々9発しか点灯しない仕様です。
リフレクターの指向性の影響で光りムラに見える写り具合ですが、目視では殆ど違和感が無く済みました。
1部抵抗器の交換で電流値を調整している部分もありますが、どこのLEDを交換したのかわからない程の仕上がりになりました。
尚今回はたくさんありましたので組み上げ後の防水テスト用の専用治具も製作しました。

アクリルとアクリルパイプの組み合わせです。

こんな感じでテールランプのパッキン面に密着させてネジを締めると車体に取り付けた状態を再現出来ます。
水槽に沈めて穴から空気を送り込むとパッキンの状態も含めた防水テストが出来ます。
N様、いつもありがとうございます(^^)
そしてこちらは久しぶりのボルボV40のヘッドライト移植加工です。

トールハンマー型の後期ヘッドライトを前期車体に搭載出来る様に加工させて頂きました。
こちらはボルボ専門店様からのご依頼です。
O様、いつもありがとうございます(^O^)
テールランプのLEDが切れて居る物がたくさんあるので修理して欲しいと言うご依頼です。
なかなか同じ特性のLEDを探すのが難しいので交換部分に違和感が出るかも知れない旨を御理解頂きお受けさせて頂きました。
到着時の状態はこの様な感じで完全に切れて居る部分と光量が弱くなっている部分があります。

LEDは3528チップなのであちこち探しまくって特性の近そうな物を入手しました。
完成後の写真です。

6灯ありましたが、中央の4灯は元々9発しか点灯しない仕様です。
リフレクターの指向性の影響で光りムラに見える写り具合ですが、目視では殆ど違和感が無く済みました。
1部抵抗器の交換で電流値を調整している部分もありますが、どこのLEDを交換したのかわからない程の仕上がりになりました。
尚今回はたくさんありましたので組み上げ後の防水テスト用の専用治具も製作しました。

アクリルとアクリルパイプの組み合わせです。

こんな感じでテールランプのパッキン面に密着させてネジを締めると車体に取り付けた状態を再現出来ます。
水槽に沈めて穴から空気を送り込むとパッキンの状態も含めた防水テストが出来ます。
N様、いつもありがとうございます(^^)
そしてこちらは久しぶりのボルボV40のヘッドライト移植加工です。

トールハンマー型の後期ヘッドライトを前期車体に搭載出来る様に加工させて頂きました。
こちらはボルボ専門店様からのご依頼です。
O様、いつもありがとうございます(^O^)
ヘッドライトの結露対策
輸入車のヘッドライトや社外品のヘッドライトでは漏水が無いにも関わらず結露する事が良くあります。
今回のご相談はW213ベンツEクラスです。
社外品のW222ルックのヘッドライトを装着されています。

入庫時はこんな状態です。
輸入車や社外品ヘッドライトはカバー内面の曇り止めコーティングが無い物が多い上に
このヘッドライトは呼吸口が1個しか有りませんので換気を良くする対策を行いました。
ちなみにこのお車、本土最南端より自走でご入庫されました。

せっかく遠路からお越し頂いたので結露の乾燥痕も殻割りして綺麗に仕上げさせて頂きました。
自然結露のメカニズムにつきましては以前に解説動画を作成しておりますのでご興味がお有りの方はご覧下さい。
加工の方では業者様よりご依頼のTTサンバートラックのヘッドライトが完成しました。

インナー底面にデイライト


プロジェクター化の上、モノアイとイカリング、そしてウインカーのLED加工

イカリングは3D切削によるダブルライン発光です。
K様、O様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
今回のご相談はW213ベンツEクラスです。
社外品のW222ルックのヘッドライトを装着されています。

入庫時はこんな状態です。
輸入車や社外品ヘッドライトはカバー内面の曇り止めコーティングが無い物が多い上に
このヘッドライトは呼吸口が1個しか有りませんので換気を良くする対策を行いました。
ちなみにこのお車、本土最南端より自走でご入庫されました。

せっかく遠路からお越し頂いたので結露の乾燥痕も殻割りして綺麗に仕上げさせて頂きました。
自然結露のメカニズムにつきましては以前に解説動画を作成しておりますのでご興味がお有りの方はご覧下さい。
加工の方では業者様よりご依頼のTTサンバートラックのヘッドライトが完成しました。

インナー底面にデイライト


プロジェクター化の上、モノアイとイカリング、そしてウインカーのLED加工

イカリングは3D切削によるダブルライン発光です。
K様、O様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
tag : W213結露対策TTサンバートラック
BMW Z8
もうお馴染みの加工ですが、BMW Z8のネオン管テールランプの加工です。
今回はディーラー様からのご依頼になります。
部品が絶版のため修理が不可になりますのでアクリルとPOWERLEDを使って純正ネオン管の様にシームレスに発光させる加工になります。

↑スモールランプ

↑ブレーキランプ

↑ウインカー
今の所は故障はしていませんが、同じくネオン管で点灯するフロントウインカーも今後の為に予防加工をさせて頂きました。

↑この様にカーブさせたアクリルを入れてシームレス発光させます。

↑減光点灯。このウインカーはポジションランプも兼用しています。

↑フル発光は強烈に光ります。
もうかなり経年していますので故障が多いみたいで補修部品の再製造の噂もあるみたいですが、やはりLEDの方が安心ですね。
ネオン管は高圧を使いますので色々と問題も多い様に感じます。
A様、この度は当店をご利用頂き誠0にありがとうございましたm(_ _)m
今回はディーラー様からのご依頼になります。
部品が絶版のため修理が不可になりますのでアクリルとPOWERLEDを使って純正ネオン管の様にシームレスに発光させる加工になります。

↑スモールランプ

↑ブレーキランプ

↑ウインカー
今の所は故障はしていませんが、同じくネオン管で点灯するフロントウインカーも今後の為に予防加工をさせて頂きました。

↑この様にカーブさせたアクリルを入れてシームレス発光させます。

↑減光点灯。このウインカーはポジションランプも兼用しています。

↑フル発光は強烈に光ります。
もうかなり経年していますので故障が多いみたいで補修部品の再製造の噂もあるみたいですが、やはりLEDの方が安心ですね。
ネオン管は高圧を使いますので色々と問題も多い様に感じます。
A様、この度は当店をご利用頂き誠0にありがとうございましたm(_ _)m
アヴェンタドールのテールランプの修理
ランボルギーニアヴェンタドールのテールランプの修理です。
ウインカーのエラーが出ると業者様よりご依頼頂きました。
到着して早速テストすると瞬灯して消灯。まともに光ってくれません。
症状を観察するとLEDは全て瞬灯しています。
ドライバーはLED3個直列と2個直列単位にそれぞれあるタイプです。
17発なので3発×5と2発×1合計6個のドライバーがあります。
瞬灯とは言え一応は点灯するので17発のLEDと6個のドライバーには問題無いと推測してこれら総元の電源部の異常を疑ってみました。

赤で囲んだ部分が電源部分です。
IC、ダイオード、トランジスタなどの半導体がありますが、見た目には焼損などは無さそうです。
この様な場合は半田クラックが原因になっている事が圧倒的に多いので取りあえず手当たり次第
半田をランドに追加してみました。
細かなクラックは見た目にはわからないですからね。
結果無事点灯する様になりました。

高額パーツなので修理出来て良かったです。
当店年内は28日までとなります。
まだまだ年内納品の仕事が残って居ますので全力で頑張ります(^_^)v
ウインカーのエラーが出ると業者様よりご依頼頂きました。
到着して早速テストすると瞬灯して消灯。まともに光ってくれません。
症状を観察するとLEDは全て瞬灯しています。
ドライバーはLED3個直列と2個直列単位にそれぞれあるタイプです。
17発なので3発×5と2発×1合計6個のドライバーがあります。
瞬灯とは言え一応は点灯するので17発のLEDと6個のドライバーには問題無いと推測してこれら総元の電源部の異常を疑ってみました。

赤で囲んだ部分が電源部分です。
IC、ダイオード、トランジスタなどの半導体がありますが、見た目には焼損などは無さそうです。
この様な場合は半田クラックが原因になっている事が圧倒的に多いので取りあえず手当たり次第
半田をランドに追加してみました。
細かなクラックは見た目にはわからないですからね。
結果無事点灯する様になりました。

高額パーツなので修理出来て良かったです。
当店年内は28日までとなります。
まだまだ年内納品の仕事が残って居ますので全力で頑張ります(^_^)v
修理ラッシュ
今月はどうなってるのと言う程修理ラッシュになっております。
大半が事故修理となります。こんなに事故修理が続くこともホント異例です(-ω-;)
通常修理は優先で対応させて頂いておりますが
それでももう年内対応出来無いケースもあり少々お待ち頂く場合もございます。
そして輸入車の純正ヘッドライトの修理も相変わらず多くご相談頂いております。
今回はまたまたロータスエヴォーラのヘッドライトの事例になります。
ロータスの専門店様からウインカー不灯での修理のご依頼です。

写真は修理完了後の状態です。
当店到着後、カプラーに通電してみましたが全く点灯しません。
この時の電流計の値である程度の判断が出来ます。
多少は電流は流れるのに点灯し無い場合はドライバ回路の半導体の破損と言うケースが多いですが、
今回は通電しても全く電流が流れないのでカプラーと基板を接続する配線の断線や電源系の半田クラックが疑われます。
早速分解して配線をチェック・・・問題ありません。
次は基板のチェック。パッと見、錆の腐食や破損など以上は有りませんが、よくよく観察すると基板上のICチップの半田が2箇所おかしいです。


接写するとピントがなかなか合わずにどうしてもボケてしまいますが、この2つのランドに半田が無いように見えます。
試しにここを押さえて通電するとウインカーが点灯します。
半田クラックと言うレベルでは無く、メーカー製造時にここに半田を塗るのを忘れてリフローしたと言う感じです。
ルーペで拡大して観察してもやはり半田が見当たらないので恐らくそう言う事でしょう。
きちんと半田付けすると正常に点灯する様になりました。

今までは端子とランドの接触だけで通電していたと言う感じですね。
国産車では考えられないお話しですが特にロータス車にこの手の製造ミスが多いように感じます。エリーゼでも多いですしね。
高額な輸入車のヘッドライトなので取りあえず修理が出来て良かったです。
そしてこちらは修理というよりはリペアですが、BMW E60のヘッドライトです。
カバーの劣化が酷かったので社外品のリペアカバーに交換しました。

このカバー、大変特殊な構造で内部が2階建てになっています。(アイライン部が隔離されています)
非常にやりにくい作業となりますが、なんとかかんとか交換する事が出来ました。
そしてこちらは人気のテールランプ加工です。
今回の車両はインプレッサスポーツになります。

N様、Y様、S様、この度はご利用ありがとうございました!
大半が事故修理となります。こんなに事故修理が続くこともホント異例です(-ω-;)
通常修理は優先で対応させて頂いておりますが
それでももう年内対応出来無いケースもあり少々お待ち頂く場合もございます。
そして輸入車の純正ヘッドライトの修理も相変わらず多くご相談頂いております。
今回はまたまたロータスエヴォーラのヘッドライトの事例になります。
ロータスの専門店様からウインカー不灯での修理のご依頼です。

写真は修理完了後の状態です。
当店到着後、カプラーに通電してみましたが全く点灯しません。
この時の電流計の値である程度の判断が出来ます。
多少は電流は流れるのに点灯し無い場合はドライバ回路の半導体の破損と言うケースが多いですが、
今回は通電しても全く電流が流れないのでカプラーと基板を接続する配線の断線や電源系の半田クラックが疑われます。
早速分解して配線をチェック・・・問題ありません。
次は基板のチェック。パッと見、錆の腐食や破損など以上は有りませんが、よくよく観察すると基板上のICチップの半田が2箇所おかしいです。


接写するとピントがなかなか合わずにどうしてもボケてしまいますが、この2つのランドに半田が無いように見えます。
試しにここを押さえて通電するとウインカーが点灯します。
半田クラックと言うレベルでは無く、メーカー製造時にここに半田を塗るのを忘れてリフローしたと言う感じです。
ルーペで拡大して観察してもやはり半田が見当たらないので恐らくそう言う事でしょう。
きちんと半田付けすると正常に点灯する様になりました。

今までは端子とランドの接触だけで通電していたと言う感じですね。
国産車では考えられないお話しですが特にロータス車にこの手の製造ミスが多いように感じます。エリーゼでも多いですしね。
高額な輸入車のヘッドライトなので取りあえず修理が出来て良かったです。
そしてこちらは修理というよりはリペアですが、BMW E60のヘッドライトです。
カバーの劣化が酷かったので社外品のリペアカバーに交換しました。

このカバー、大変特殊な構造で内部が2階建てになっています。(アイライン部が隔離されています)
非常にやりにくい作業となりますが、なんとかかんとか交換する事が出来ました。
そしてこちらは人気のテールランプ加工です。
今回の車両はインプレッサスポーツになります。

N様、Y様、S様、この度はご利用ありがとうございました!
ポルシェとフェラーリのヘッドライトの修理
年内の加工依頼ももう大変な量のご予約を頂いておりますが、
それに加えて修理案件が山のように押し寄せております。

まずはポルシェ996のヘッドライトです。
カバーのクリア剥げ、黄ばみのリペアに加えて持病のこちら。


配線の被覆が経年劣化でボロボロになるいつもの奴です。
良くこれで火災にならない物だといつもゾッとしますね。
配線の方は全て新しい物にやり替えました。


カバーは専門の業者さんに外注で表裏共にリペア。

後は組み上げて防水テストを行えば完成です。
これでまたしばらく安心してお使い頂ける事と思います。
フェラーリの方はカリフォルニアのヘッドライトです。
これも持病のウインカーレンズの脱落が事の発端になります。
業者様からのヘルプ依頼でしたが、どこかの業者さんでレンズ脱落の修理の際に無理矢理はずそうとして
LEDのフィルム基板をちぎってしまったのではないかと言う事でした。

到着時にはセロテープで補修してありましたが、当然ながらそんな補修は全く意味を成しません。

こんな感じでギブスを当てて、切れた銅箔の導通を回復させる手術を行います。
見事復活しました。

K様、M様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
それに加えて修理案件が山のように押し寄せております。

まずはポルシェ996のヘッドライトです。
カバーのクリア剥げ、黄ばみのリペアに加えて持病のこちら。


配線の被覆が経年劣化でボロボロになるいつもの奴です。
良くこれで火災にならない物だといつもゾッとしますね。
配線の方は全て新しい物にやり替えました。


カバーは専門の業者さんに外注で表裏共にリペア。

後は組み上げて防水テストを行えば完成です。
これでまたしばらく安心してお使い頂ける事と思います。
フェラーリの方はカリフォルニアのヘッドライトです。
これも持病のウインカーレンズの脱落が事の発端になります。
業者様からのヘルプ依頼でしたが、どこかの業者さんでレンズ脱落の修理の際に無理矢理はずそうとして
LEDのフィルム基板をちぎってしまったのではないかと言う事でした。

到着時にはセロテープで補修してありましたが、当然ながらそんな補修は全く意味を成しません。

こんな感じでギブスを当てて、切れた銅箔の導通を回復させる手術を行います。
見事復活しました。

K様、M様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
LM完了
修理3連発
先週末は1日で3台分の修理作業のオンパレードでした。
まずはベンツEクラスS212ステーションワゴンです。
前期車体の後期化に伴ってテールランプを後期型に換装したところ正常に点灯しないと言う事でご入庫頂きました。

上の写真は作業が完了して正常に点灯して居る写真ですが、入庫時はバックドア側の
スモールランプとブレーキランプが点灯しない状態でした。
コーナーテールはカプラーONで正常に点灯しますが、バックドア側はカプラーの形状は同じですがピンアサインが違います。
そして後期型テールランプのバックドア側にはブレーキランプの機能が元々ありません。

写真の黄色で塗りつぶした部分にはLEDのレンズの造形はありますが、これはダミーで点灯しません。
そこで水色で書いたライン部分をスモール/ブレーキ両方で点灯する様に配線を加工しました。
エラーも出ずに正常に動作するようになりました。
入れ替わりで入庫しましたのはレクサスLM仕様の30です。
他店で取り付けされた社外品テールランプが結露すると言うことです。
長い時間結露を放置すると湿気で電子回路が腐食しますので早めに修理した方が良いことをお伝えすると
遠方にも関わらずすぐにご来店頂きました。
結露している状態の撮影を忘れてしまいましたが、ランプ裏を見ると明らかにパッキンから浸水した痕跡がありました。


パッキンと車体が密着する面が白く汚れています。これがパッキンから浸水したときの特徴的な症状です。
ネジの締め忘れかとも思いましたがネジは確実に締まっていました。
取り付けて間もない新しいテールランプなのでパッキンの劣化は考えにくいです。
社外品故の造形不良でパッキンの密着が確保出来無いのかも知れないと考えて倍の厚みのパッキンに交換しました。
パッキン交換後は水を掛けて裏から観察しましたが完全に漏水は止まりました。


一応念の為に本体を水槽に漬けて加圧テストもしましたが、その過程で新たな問題が発覚しました。

↑呼吸シールの貼り付け不良(恐らくメーカー製造時)。社外品では珍しい事ではありません。

レンズにクラック。
つい先日もLMの純正テールの運送破損事故があったばかりですが、LMのテールランプは重量が凄く重たい
大型テールランプなのにここが極端に細くなっています。
ちょっとした振動や持ち方でも簡単に折れてしまうのかも知れませんね。
取り扱い注意なテールランプですね。これらの不具合も修理しておきました。
LMのテールランプの移植をされる際はこの辺りを良くご確認して頂いた方が良いと思います。
実はこの日はS212の入庫の前にも別のお客様のLM仕様が1台入庫していました。
先日もブログで少し触れましたが他店で取り付けた社外品ヘッドライトのデイライトが点灯しないと言う不具合です。
立て続けに同じお問合せだったので同じ故障と思い込んでしまっていましたが、
実は入庫時に確認するとデイライトは正常に点灯して居ました。

デイライトの点灯条件は
・周りが明るいこと(明度センサーが昼間と認識している事)
・ヘッドライトのスイッチが「AUTO」の位置である事。
・メインスイッチがオンであること。
・サイドブレーキが解除されている事。
の4つ全てが揃った時に点灯します。
アルアルですが、サイドブレーキがかかったままの状態で点灯しないと勘違いをされていたみたいです。
私もいつもならまず上記4条件を確認して頂くのですが、今回は同じ修理があったので確認が抜けて居ました(xωx)
お客様には無駄足をさせてしまいましたが不具合では無かったので良かったです。
H様、S様、いつもご愛顧ありがとうございます(^^)
まずはベンツEクラスS212ステーションワゴンです。
前期車体の後期化に伴ってテールランプを後期型に換装したところ正常に点灯しないと言う事でご入庫頂きました。

上の写真は作業が完了して正常に点灯して居る写真ですが、入庫時はバックドア側の
スモールランプとブレーキランプが点灯しない状態でした。
コーナーテールはカプラーONで正常に点灯しますが、バックドア側はカプラーの形状は同じですがピンアサインが違います。
そして後期型テールランプのバックドア側にはブレーキランプの機能が元々ありません。

写真の黄色で塗りつぶした部分にはLEDのレンズの造形はありますが、これはダミーで点灯しません。
そこで水色で書いたライン部分をスモール/ブレーキ両方で点灯する様に配線を加工しました。
エラーも出ずに正常に動作するようになりました。
入れ替わりで入庫しましたのはレクサスLM仕様の30です。
他店で取り付けされた社外品テールランプが結露すると言うことです。
長い時間結露を放置すると湿気で電子回路が腐食しますので早めに修理した方が良いことをお伝えすると
遠方にも関わらずすぐにご来店頂きました。
結露している状態の撮影を忘れてしまいましたが、ランプ裏を見ると明らかにパッキンから浸水した痕跡がありました。


パッキンと車体が密着する面が白く汚れています。これがパッキンから浸水したときの特徴的な症状です。
ネジの締め忘れかとも思いましたがネジは確実に締まっていました。
取り付けて間もない新しいテールランプなのでパッキンの劣化は考えにくいです。
社外品故の造形不良でパッキンの密着が確保出来無いのかも知れないと考えて倍の厚みのパッキンに交換しました。
パッキン交換後は水を掛けて裏から観察しましたが完全に漏水は止まりました。


一応念の為に本体を水槽に漬けて加圧テストもしましたが、その過程で新たな問題が発覚しました。

↑呼吸シールの貼り付け不良(恐らくメーカー製造時)。社外品では珍しい事ではありません。

レンズにクラック。
つい先日もLMの純正テールの運送破損事故があったばかりですが、LMのテールランプは重量が凄く重たい
大型テールランプなのにここが極端に細くなっています。
ちょっとした振動や持ち方でも簡単に折れてしまうのかも知れませんね。
取り扱い注意なテールランプですね。これらの不具合も修理しておきました。
LMのテールランプの移植をされる際はこの辺りを良くご確認して頂いた方が良いと思います。
実はこの日はS212の入庫の前にも別のお客様のLM仕様が1台入庫していました。
先日もブログで少し触れましたが他店で取り付けた社外品ヘッドライトのデイライトが点灯しないと言う不具合です。
立て続けに同じお問合せだったので同じ故障と思い込んでしまっていましたが、
実は入庫時に確認するとデイライトは正常に点灯して居ました。

デイライトの点灯条件は
・周りが明るいこと(明度センサーが昼間と認識している事)
・ヘッドライトのスイッチが「AUTO」の位置である事。
・メインスイッチがオンであること。
・サイドブレーキが解除されている事。
の4つ全てが揃った時に点灯します。
アルアルですが、サイドブレーキがかかったままの状態で点灯しないと勘違いをされていたみたいです。
私もいつもならまず上記4条件を確認して頂くのですが、今回は同じ修理があったので確認が抜けて居ました(xωx)
お客様には無駄足をさせてしまいましたが不具合では無かったので良かったです。
H様、S様、いつもご愛顧ありがとうございます(^^)
本日の作業
ウインカーの不具合
昨日のLMの不具合の件です。
最初にお客様から伺っていた内容は右側だけウインカーが点灯しない事があると言う事でした。
海外製のヘッドライトなので内部ドライバの不具合が疑われましたが、詳しくヒアリングさせて頂くと
ウインカー不灯時はメーター内のインジケータも含めて右側は全てが動作しないと言うことでした。
ヘッドライト以外のウインカーも不灯と言う事になるとヘッドライト内部の問題では無さそうです。
右だけと言う事なのでウインカースイッチやリレーの故障を疑いましたが、テールランプを外して一瞬で原因が判明しました。

おわかりになりますでしょうか。右のテールランプですが、ハイフラキャンセラー抵抗器として接続されている8Ωの抵抗器ですが、
何故か2個パラレルで接続されています。つまり合成抵抗値は4Ω同等になります。
左は10Ωが1個でした。
何故こんな事をしているのか全く謎です。

絶縁の為に巻かれているテープも普通のビニールテープだったので糊が変質して絶縁の意味を成していません。
普通こう言ったところにはハーネステープやテサテープを使うのですが(・ω・;)
最初この絶縁不良のショートも疑いましたがどうやらハイフラキャンセラー抵抗器が2個有る事で過電流が流れ、
その結果車両側のフェイルセーフ機能が発動して給電停止が起きて居た様です。
元々ウインカーがLEDになっている車両では従来の電球式ウインカーよりも電流監視がシビアです。
無負荷や過小負荷になればハイフラが起こるのは電球式ウインカーもLED式ウインカーも同じです。
過負荷の場合電球式ウインカーの場合は最悪ヒューズが切れると言う事で保護しますが、LEDウインカーの場合は
例えばですがある車両の場合は2A以上流れるとウインカーラインへの給電を停止すると言う制御が車両ECUによって発動します。
今回は正にこの状態になっていましたので抵抗器を交換して解決となりました。
抵抗器の接続状態も問題でしたが、何の固定もせずにテールランプ本体の窪みに押し込まれていただけの状態だったので
きちんとステーで固定して放熱が出来る様に取り付けました。
プロショップで取り付けされたとの事ですが、この状態はちょっと酷いですね(-ω-;)

極めつけはテールランプのネジの不足です。

赤丸部分はネジ穴が空いています。ここには防水ワッシャーの付いたネジでインナーを固定していますが、そのネジがありません。
付いて居た痕跡も無いので恐らく製造時の付け忘れでしょうね。海外製の製品ではそう珍しいことではありません(xωx)
ここも代用のネジできちんと塞いでおきました。
他業者様の暴露ネタの様になるのは心苦しいですが、電気はミスると本当に怖いです。一瞬で火災に繋がりますので
少しでもたくさんの方に危険を知って頂けると嬉しいです(^^)
最初にお客様から伺っていた内容は右側だけウインカーが点灯しない事があると言う事でした。
海外製のヘッドライトなので内部ドライバの不具合が疑われましたが、詳しくヒアリングさせて頂くと
ウインカー不灯時はメーター内のインジケータも含めて右側は全てが動作しないと言うことでした。
ヘッドライト以外のウインカーも不灯と言う事になるとヘッドライト内部の問題では無さそうです。
右だけと言う事なのでウインカースイッチやリレーの故障を疑いましたが、テールランプを外して一瞬で原因が判明しました。

おわかりになりますでしょうか。右のテールランプですが、ハイフラキャンセラー抵抗器として接続されている8Ωの抵抗器ですが、
何故か2個パラレルで接続されています。つまり合成抵抗値は4Ω同等になります。
左は10Ωが1個でした。
何故こんな事をしているのか全く謎です。

絶縁の為に巻かれているテープも普通のビニールテープだったので糊が変質して絶縁の意味を成していません。
普通こう言ったところにはハーネステープやテサテープを使うのですが(・ω・;)
最初この絶縁不良のショートも疑いましたがどうやらハイフラキャンセラー抵抗器が2個有る事で過電流が流れ、
その結果車両側のフェイルセーフ機能が発動して給電停止が起きて居た様です。
元々ウインカーがLEDになっている車両では従来の電球式ウインカーよりも電流監視がシビアです。
無負荷や過小負荷になればハイフラが起こるのは電球式ウインカーもLED式ウインカーも同じです。
過負荷の場合電球式ウインカーの場合は最悪ヒューズが切れると言う事で保護しますが、LEDウインカーの場合は
例えばですがある車両の場合は2A以上流れるとウインカーラインへの給電を停止すると言う制御が車両ECUによって発動します。
今回は正にこの状態になっていましたので抵抗器を交換して解決となりました。
抵抗器の接続状態も問題でしたが、何の固定もせずにテールランプ本体の窪みに押し込まれていただけの状態だったので
きちんとステーで固定して放熱が出来る様に取り付けました。
プロショップで取り付けされたとの事ですが、この状態はちょっと酷いですね(-ω-;)

極めつけはテールランプのネジの不足です。

赤丸部分はネジ穴が空いています。ここには防水ワッシャーの付いたネジでインナーを固定していますが、そのネジがありません。
付いて居た痕跡も無いので恐らく製造時の付け忘れでしょうね。海外製の製品ではそう珍しいことではありません(xωx)
ここも代用のネジできちんと塞いでおきました。
他業者様の暴露ネタの様になるのは心苦しいですが、電気はミスると本当に怖いです。一瞬で火災に繋がりますので
少しでもたくさんの方に危険を知って頂けると嬉しいです(^^)
tag : ハイフラキャンセラー抵抗器過電流
フェラーリとタンドラ
漏水修理
アルテッツアのヘッドライトです。
結露が酷いとのことでお送り頂きました。

早速リークテストを行うとシール上部からの漏れが確認出来ましたので再シールにて修理完了となりました。
テスト時は余分な穴は全て塞いで気密を確保しますが、この為の治具として色々なソケットやバルブ、蓋を保管しています。
これはその1部です。

廃ライトから外してせっせとコレクションした物です。大抵どれかが合いますね。
そしてこちらはロールスロイスゴーストのヘッドライト移植加工です。

ロールスをカスタムされる富豪様がこんなにたくさんおられるとはホント驚きです(・ω・;)
M様、A様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
結露が酷いとのことでお送り頂きました。

早速リークテストを行うとシール上部からの漏れが確認出来ましたので再シールにて修理完了となりました。
テスト時は余分な穴は全て塞いで気密を確保しますが、この為の治具として色々なソケットやバルブ、蓋を保管しています。
これはその1部です。

廃ライトから外してせっせとコレクションした物です。大抵どれかが合いますね。
そしてこちらはロールスロイスゴーストのヘッドライト移植加工です。

ロールスをカスタムされる富豪様がこんなにたくさんおられるとはホント驚きです(・ω・;)
M様、A様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
破損ヘッドライトの修理
前期後期移植加工中の30アルファードの3眼ヘッドライトです。

今回お送り頂いたヘッドライトは下部の足の付け根が完全に破断しておりました。

中から完全に外が見えます。事故車外しのヘッドライトですね。

ここは重たいヘッドライトの重量が乗っかる場所なのできちんと補修しなければ上部ステーの折損に繋がります。

↑アルミの厚板と2液式の強力な接着剤で強度を確保しつつ防水も完璧に仕上げております。
もう一つの修理はアウディーA6の事故破損です。

普通のヘッドライトであればノーマル品と交換するのが普通ですが、このヘッドライトは2年前に
前期車両に後期マトリクスヘッドライトを移植加工した物なので再加工が必要になります。
幸いプロジェクターや回路類は再利用出来ましたが何故かポジション/DRLが点灯しません(・ω・;)
よくよく調べると純正光源LEDが事故の衝撃で破損して居ました。
ぱっと見ではわかりにくく最初は無傷と思って居ましたので基板のテストはしてしませんでしたが
よく観察すると1個だけ色がおかしい・・・

写真を拡大してみると蛍光体の部分が無くなっていました。

これでは点灯する訳ないですよね(xωx)
基板自体の見た目にはわからなかったのですが、導光ファイバーが事故の衝撃でLEDに衝突したものと思われます。
最近は米粒よりも小さなLEDがありますので老眼には益々きついです(笑)

今回お送り頂いたヘッドライトは下部の足の付け根が完全に破断しておりました。

中から完全に外が見えます。事故車外しのヘッドライトですね。

ここは重たいヘッドライトの重量が乗っかる場所なのできちんと補修しなければ上部ステーの折損に繋がります。

↑アルミの厚板と2液式の強力な接着剤で強度を確保しつつ防水も完璧に仕上げております。
もう一つの修理はアウディーA6の事故破損です。

普通のヘッドライトであればノーマル品と交換するのが普通ですが、このヘッドライトは2年前に
前期車両に後期マトリクスヘッドライトを移植加工した物なので再加工が必要になります。
幸いプロジェクターや回路類は再利用出来ましたが何故かポジション/DRLが点灯しません(・ω・;)
よくよく調べると純正光源LEDが事故の衝撃で破損して居ました。
ぱっと見ではわかりにくく最初は無傷と思って居ましたので基板のテストはしてしませんでしたが
よく観察すると1個だけ色がおかしい・・・

写真を拡大してみると蛍光体の部分が無くなっていました。

これでは点灯する訳ないですよね(xωx)
基板自体の見た目にはわからなかったのですが、導光ファイバーが事故の衝撃でLEDに衝突したものと思われます。
最近は米粒よりも小さなLEDがありますので老眼には益々きついです(笑)
デイライトのシームレス化とヘッドライトクリーニング
30系レクサスIS前期型のシグネチャーランプです。

アクリルと大量のPOWERLEDでシームレス発光に加工しました。
ポジションONで自動減光します。
あまり放熱の良くないユニットなので電流値は控えめにしていますが、これでも充分爆光です。
消灯時のL時部分は乳白色になります。

これも最新現行のレクサスのシグネチャーと同じです。
そしてこちらはまたまた業者様よりヘッドライトクリーニングのご依頼です。
今回はランボルギーニムルシエラゴ。

左が特に酷く、レンズ内面が真っ白になっています。
このヘッドライト、レンズがガラス製な上にシーリング材は完全硬化タイプ。熱で柔らかくなりません。
ガチガチに接着されているので分解は困難を極めます。
ポリカー製の場合はカバーが多少たわんでも全く問題ありませんが、ガラスの場合は少しでも無理にこじると一瞬でヒビが走ります。
過去何度か痛い目に遭っています(xωx)
もし力を入れすぎて割ろう物なら弁償額は恐ろしい金額になります(・ω・;)
薄氷を踏む思いで少しずつ少しずつ無理をかけないでシール剤を剥がして行きました。
ホントに寿命が縮む思いでした(笑)
リスクが高すぎるので分解不可とお断りすることもチラッと頭をよぎりましたが、ウチの様な商売はお客様の役に立ってなんぼ。
やはり簡単に諦めると値打ちが無いですよね(-ω-;)
クリーニング後は見違える綺麗さです。

ガラスが無いように見えますがちゃんと被せています(^^)
あ~頑張って良かった\(^o^)/

アクリルと大量のPOWERLEDでシームレス発光に加工しました。
ポジションONで自動減光します。
あまり放熱の良くないユニットなので電流値は控えめにしていますが、これでも充分爆光です。
消灯時のL時部分は乳白色になります。

これも最新現行のレクサスのシグネチャーと同じです。
そしてこちらはまたまた業者様よりヘッドライトクリーニングのご依頼です。
今回はランボルギーニムルシエラゴ。

左が特に酷く、レンズ内面が真っ白になっています。
このヘッドライト、レンズがガラス製な上にシーリング材は完全硬化タイプ。熱で柔らかくなりません。
ガチガチに接着されているので分解は困難を極めます。
ポリカー製の場合はカバーが多少たわんでも全く問題ありませんが、ガラスの場合は少しでも無理にこじると一瞬でヒビが走ります。
過去何度か痛い目に遭っています(xωx)
もし力を入れすぎて割ろう物なら弁償額は恐ろしい金額になります(・ω・;)
薄氷を踏む思いで少しずつ少しずつ無理をかけないでシール剤を剥がして行きました。
ホントに寿命が縮む思いでした(笑)
リスクが高すぎるので分解不可とお断りすることもチラッと頭をよぎりましたが、ウチの様な商売はお客様の役に立ってなんぼ。
やはり簡単に諦めると値打ちが無いですよね(-ω-;)
クリーニング後は見違える綺麗さです。

ガラスが無いように見えますがちゃんと被せています(^^)
あ~頑張って良かった\(^o^)/
ヘッドライトクリーニング
BMW Z8のヘッドライトです。レアなお車ですね。
ヘッドライトカバー内面が汚れているのでクリーニングして欲しいと業者様からのご依頼です。

↑完成後
↓施工前

光りを当てるとかなり曇っている事が確認出来ます。
ちなみに今回も消灯時はあまりわかりませんでした。
今回は内面コーティング層の劣化の為、専門の業者さんで研磨してもらいました。
研磨後は

見違える透明度になりました。
ヘッドライトの印象は大きいですから汚れていると気になりますよね~(・ω・;)
そしてこちらはボルボV40のテールランプです。
イベント用のリレーをガッツリ使ったイベント仕様です。
半導体不足のあおりでこの手のリレー機の製作が困難な状況ですが、今回はなんとか都合を付ける事が出来ました。
もう最近はめっきりとこのタイプのリレーも出なくなっていますのでそろそろ潮時かと思う事もありますが、
需要があればなんとか対応したいところです。
W様、T様、いつもリピートでのご依頼、誠にありがとうございますm(_ _)m
ヘッドライトカバー内面が汚れているのでクリーニングして欲しいと業者様からのご依頼です。

↑完成後
↓施工前

光りを当てるとかなり曇っている事が確認出来ます。
ちなみに今回も消灯時はあまりわかりませんでした。
今回は内面コーティング層の劣化の為、専門の業者さんで研磨してもらいました。
研磨後は

見違える透明度になりました。
ヘッドライトの印象は大きいですから汚れていると気になりますよね~(・ω・;)
そしてこちらはボルボV40のテールランプです。
イベント用のリレーをガッツリ使ったイベント仕様です。
半導体不足のあおりでこの手のリレー機の製作が困難な状況ですが、今回はなんとか都合を付ける事が出来ました。
もう最近はめっきりとこのタイプのリレーも出なくなっていますのでそろそろ潮時かと思う事もありますが、
需要があればなんとか対応したいところです。
W様、T様、いつもリピートでのご依頼、誠にありがとうございますm(_ _)m
ヘッドライトのクリーニング
ポルシェ996カレラのヘッドライトです。

カバーの内面に曇りがあるのでクリーニングして欲しいとのご依頼です。
内面の曇りはパッと見良く分からない事がありますので分解してチェック。

こうやって裏から光りを当てると曇り部分が白く浮かび上がります。
国産車の場合だとほぼ100%ヘッドライトカバーの内面には曇り止めのコーティングが施工されています。
これは曇り止めには有効ですが液だれ痕の原因になったりするやっかいな面もあります。
しかし輸入車の場合、コーティングされていないポリカー丸裸の物も結構多く
ある意味これが輸入車のヘッドライトで結露が多い一因とも思われますが、クリーニングするときには
かなり簡単に済みます。
コーティングされている物だと専門の研磨業者に送って研磨してもらう必要がありますが、
コーティングされていない場合はクリーナーで綺麗になる確率が高くなります。
今回はコーティングされていなかったのでクリーニングで綺麗に出来ました。



写真では分かりにくいのですが目視できる汚れは完全に無くなりました。
クリーニングはそれなりの用具が必要です。
カバー内面は非常にデリケートなのでマイクロファイバーですら擦ると線状痕が入ります。
クリーナーもシリコンオフはポリカーに対して攻撃性がありますので使えません。
このヘッドライト、ディーラーで新品を注文すると片側60万円するそうです(((( ;゚д゚))))アワワワワ
カバー外面の汚れや劣化は色んなショップ様や整備工場でもしてくれるところが多いですが、
殻割りを伴う内面のクリーニングはハードルが高くなりますね。
勿論、防水も完璧に仕上げさせて頂いておりますのでお困りのお客様はお気軽にご相談下さいね(^^)

カバーの内面に曇りがあるのでクリーニングして欲しいとのご依頼です。
内面の曇りはパッと見良く分からない事がありますので分解してチェック。

こうやって裏から光りを当てると曇り部分が白く浮かび上がります。
国産車の場合だとほぼ100%ヘッドライトカバーの内面には曇り止めのコーティングが施工されています。
これは曇り止めには有効ですが液だれ痕の原因になったりするやっかいな面もあります。
しかし輸入車の場合、コーティングされていないポリカー丸裸の物も結構多く
ある意味これが輸入車のヘッドライトで結露が多い一因とも思われますが、クリーニングするときには
かなり簡単に済みます。
コーティングされている物だと専門の研磨業者に送って研磨してもらう必要がありますが、
コーティングされていない場合はクリーナーで綺麗になる確率が高くなります。
今回はコーティングされていなかったのでクリーニングで綺麗に出来ました。



写真では分かりにくいのですが目視できる汚れは完全に無くなりました。
クリーニングはそれなりの用具が必要です。
カバー内面は非常にデリケートなのでマイクロファイバーですら擦ると線状痕が入ります。
クリーナーもシリコンオフはポリカーに対して攻撃性がありますので使えません。
このヘッドライト、ディーラーで新品を注文すると片側60万円するそうです(((( ;゚д゚))))アワワワワ
カバー外面の汚れや劣化は色んなショップ様や整備工場でもしてくれるところが多いですが、
殻割りを伴う内面のクリーニングはハードルが高くなりますね。
勿論、防水も完璧に仕上げさせて頂いておりますのでお困りのお客様はお気軽にご相談下さいね(^^)
カマロのヘッドライト 光量不足の修理
業者様からのご依頼になります。
カマロのヘッドライトですが、左右とも光量不足で車検に通らないので何とか出来無いかとのご相談を頂きました。

色々聞き取りした結果、恐らくプロジェクターのメッキの劣化だろうと推測の元、お持ち込み頂きました。
早速分解する前に簡易テスターで光量チェック。

光軸テスターほどの信頼性は無い簡易的な物となりますが、同じ条件で比較することで修理作業がどの程度有効だったかの判断材料にはなります。
この時のテスターの針は約300程度です。
計測後分解してプロジェクターの中を調べて見ました。

予想通りメッキは剥げてしまっていますが、樹脂も1部溶けてたんこぶの様に膨らんでいます。
これでは正常な光量は出るはずも無いですね(>ω<)
取りあえずサンダーで削るとクレーターのような窪みが出来ました。

パテを入れて平滑にします。

その上からシルバーの耐熱塗料で塗装します。
本来であればメッキ塗装が1番ですが、今回は納期とコストの面で取りあえず車検に通れば良いという事で代替策を採ります。

かなり良い感じになりましたので念の為この状態で点灯テストをしてみます。
テールランプではリフレクターにメッキでは無くこの様なシルバーの物も多いのでかなりの反射率はあると思います。
しかし結果としてはテスターの針は500程度しか出ず、ちょっと物足りない結果となりました。
そこで予め想定して居たもうひとつの方法としてアルミテープを貼ってみます。
球面に伸縮性の無い素材を貼り付けますのでこの様に扇形にカットしてつなぎ合わせて行きます。

しかしどうしても取り切れないシワも残ってしまいます。
まあ光量を上げる事が目的なのでこれでもほぼ問題無いでしょう。

貼り付けてから磨きを掛けることでメッキの様なギラギラ感が出てきました。
もう期待感しか有りません。
結果は

施工前の3倍まで光量が上がりました。
最近はHIDよりも明るいLEDバルブもありますのでそれを使って頂ければ多分大丈夫でしょう。
と言うか、施工後はHIDはもう使えません。熱でアルミテープが剥がれたり変質する可能性が有りますので。
性能の良いLEDバルブが増えた事でこの様な方法での修理も最近は可能となりました。
カマロのヘッドライトですが、左右とも光量不足で車検に通らないので何とか出来無いかとのご相談を頂きました。

色々聞き取りした結果、恐らくプロジェクターのメッキの劣化だろうと推測の元、お持ち込み頂きました。
早速分解する前に簡易テスターで光量チェック。

光軸テスターほどの信頼性は無い簡易的な物となりますが、同じ条件で比較することで修理作業がどの程度有効だったかの判断材料にはなります。
この時のテスターの針は約300程度です。
計測後分解してプロジェクターの中を調べて見ました。

予想通りメッキは剥げてしまっていますが、樹脂も1部溶けてたんこぶの様に膨らんでいます。
これでは正常な光量は出るはずも無いですね(>ω<)
取りあえずサンダーで削るとクレーターのような窪みが出来ました。

パテを入れて平滑にします。

その上からシルバーの耐熱塗料で塗装します。
本来であればメッキ塗装が1番ですが、今回は納期とコストの面で取りあえず車検に通れば良いという事で代替策を採ります。

かなり良い感じになりましたので念の為この状態で点灯テストをしてみます。
テールランプではリフレクターにメッキでは無くこの様なシルバーの物も多いのでかなりの反射率はあると思います。
しかし結果としてはテスターの針は500程度しか出ず、ちょっと物足りない結果となりました。
そこで予め想定して居たもうひとつの方法としてアルミテープを貼ってみます。
球面に伸縮性の無い素材を貼り付けますのでこの様に扇形にカットしてつなぎ合わせて行きます。

しかしどうしても取り切れないシワも残ってしまいます。
まあ光量を上げる事が目的なのでこれでもほぼ問題無いでしょう。

貼り付けてから磨きを掛けることでメッキの様なギラギラ感が出てきました。
もう期待感しか有りません。
結果は

施工前の3倍まで光量が上がりました。
最近はHIDよりも明るいLEDバルブもありますのでそれを使って頂ければ多分大丈夫でしょう。
と言うか、施工後はHIDはもう使えません。熱でアルミテープが剥がれたり変質する可能性が有りますので。
性能の良いLEDバルブが増えた事でこの様な方法での修理も最近は可能となりました。
レクサスLMのヘッドライト修理再び
レクサスLMの海外製ヘッドライトの修理です。
以前にもご紹介させて頂きましたが、違う個体で全く同じ症状での修理になります。

前回は左でしたが、今回は右です。
デイライトを点灯するとウインカーも一緒に点灯してしまうトラブルです。
原因は同じ回路の同じダイオード破損でした。
このヘッドライトのウイークポイントですね。
早速分解してコントローラーを外すと・・・

両面テープが貼り直してあります。
もしかしたらメーカー製造時にもこのコントローラーを交換しているのかも知れませんね。
詳細は動画でどうぞ~
以前にもご紹介させて頂きましたが、違う個体で全く同じ症状での修理になります。

前回は左でしたが、今回は右です。
デイライトを点灯するとウインカーも一緒に点灯してしまうトラブルです。
原因は同じ回路の同じダイオード破損でした。
このヘッドライトのウイークポイントですね。
早速分解してコントローラーを外すと・・・

両面テープが貼り直してあります。
もしかしたらメーカー製造時にもこのコントローラーを交換しているのかも知れませんね。
詳細は動画でどうぞ~
ロータスエヴォーラのヘッドライトの修理
ロータス専門店様からヘッドライトの修理のご依頼です。
いつもエリーゼのヘッドライトの持病修理のご依頼を頂いておりますが、
今回はエヴォーラのヘッドライトになります。
症状はポジションランプがLED1個しか点灯しないと言う内容です。

早速分解して見ました。
ポジションランプの基板です。

LEDは全て正常な事が確認出来ました。
円形の10個とてっぺんの1個のLEDも回路が別になっている事も確認出来ましたので
10個のLEDのドライバ部の故障であると判断出来ます。
よく見ると赤で囲んだ3端子レギュレータのOUT端子の半田にクラックが見つかりました。
半田をやり直して完了しました。

正常に点灯して居ます。
LEDが切れて居る場合は左右とも基板の新規製作となってしまいますが、簡単な故障で良かったです。
こちらは20ヴェルファイアのヘッドライトの中央に装着する社外品のガーニッシュです。

ノーマルでは光量が暗く、エッジライト故、端に光らない領域がありますのでPOWERLEDでバックライトを製作。
光量をUPしてシームレスで端まできっちり光る仕様に仕上げさせて頂きました。
明るすぎて写真は色が飛んでしまっていますが青色の発光です。
N様、T様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
いつもエリーゼのヘッドライトの持病修理のご依頼を頂いておりますが、
今回はエヴォーラのヘッドライトになります。
症状はポジションランプがLED1個しか点灯しないと言う内容です。

早速分解して見ました。
ポジションランプの基板です。

LEDは全て正常な事が確認出来ました。
円形の10個とてっぺんの1個のLEDも回路が別になっている事も確認出来ましたので
10個のLEDのドライバ部の故障であると判断出来ます。
よく見ると赤で囲んだ3端子レギュレータのOUT端子の半田にクラックが見つかりました。
半田をやり直して完了しました。

正常に点灯して居ます。
LEDが切れて居る場合は左右とも基板の新規製作となってしまいますが、簡単な故障で良かったです。
こちらは20ヴェルファイアのヘッドライトの中央に装着する社外品のガーニッシュです。

ノーマルでは光量が暗く、エッジライト故、端に光らない領域がありますのでPOWERLEDでバックライトを製作。
光量をUPしてシームレスで端まできっちり光る仕様に仕上げさせて頂きました。
明るすぎて写真は色が飛んでしまっていますが青色の発光です。
N様、T様、この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m