カマロのヘッドライト 光量不足の修理
業者様からのご依頼になります。
カマロのヘッドライトですが、左右とも光量不足で車検に通らないので何とか出来無いかとのご相談を頂きました。

色々聞き取りした結果、恐らくプロジェクターのメッキの劣化だろうと推測の元、お持ち込み頂きました。
早速分解する前に簡易テスターで光量チェック。

光軸テスターほどの信頼性は無い簡易的な物となりますが、同じ条件で比較することで修理作業がどの程度有効だったかの判断材料にはなります。
この時のテスターの針は約300程度です。
計測後分解してプロジェクターの中を調べて見ました。

予想通りメッキは剥げてしまっていますが、樹脂も1部溶けてたんこぶの様に膨らんでいます。
これでは正常な光量は出るはずも無いですね(>ω<)
取りあえずサンダーで削るとクレーターのような窪みが出来ました。

パテを入れて平滑にします。

その上からシルバーの耐熱塗料で塗装します。
本来であればメッキ塗装が1番ですが、今回は納期とコストの面で取りあえず車検に通れば良いという事で代替策を採ります。

かなり良い感じになりましたので念の為この状態で点灯テストをしてみます。
テールランプではリフレクターにメッキでは無くこの様なシルバーの物も多いのでかなりの反射率はあると思います。
しかし結果としてはテスターの針は500程度しか出ず、ちょっと物足りない結果となりました。
そこで予め想定して居たもうひとつの方法としてアルミテープを貼ってみます。
球面に伸縮性の無い素材を貼り付けますのでこの様に扇形にカットしてつなぎ合わせて行きます。

しかしどうしても取り切れないシワも残ってしまいます。
まあ光量を上げる事が目的なのでこれでもほぼ問題無いでしょう。

貼り付けてから磨きを掛けることでメッキの様なギラギラ感が出てきました。
もう期待感しか有りません。
結果は

施工前の3倍まで光量が上がりました。
最近はHIDよりも明るいLEDバルブもありますのでそれを使って頂ければ多分大丈夫でしょう。
と言うか、施工後はHIDはもう使えません。熱でアルミテープが剥がれたり変質する可能性が有りますので。
性能の良いLEDバルブが増えた事でこの様な方法での修理も最近は可能となりました。
カマロのヘッドライトですが、左右とも光量不足で車検に通らないので何とか出来無いかとのご相談を頂きました。

色々聞き取りした結果、恐らくプロジェクターのメッキの劣化だろうと推測の元、お持ち込み頂きました。
早速分解する前に簡易テスターで光量チェック。

光軸テスターほどの信頼性は無い簡易的な物となりますが、同じ条件で比較することで修理作業がどの程度有効だったかの判断材料にはなります。
この時のテスターの針は約300程度です。
計測後分解してプロジェクターの中を調べて見ました。

予想通りメッキは剥げてしまっていますが、樹脂も1部溶けてたんこぶの様に膨らんでいます。
これでは正常な光量は出るはずも無いですね(>ω<)
取りあえずサンダーで削るとクレーターのような窪みが出来ました。

パテを入れて平滑にします。

その上からシルバーの耐熱塗料で塗装します。
本来であればメッキ塗装が1番ですが、今回は納期とコストの面で取りあえず車検に通れば良いという事で代替策を採ります。

かなり良い感じになりましたので念の為この状態で点灯テストをしてみます。
テールランプではリフレクターにメッキでは無くこの様なシルバーの物も多いのでかなりの反射率はあると思います。
しかし結果としてはテスターの針は500程度しか出ず、ちょっと物足りない結果となりました。
そこで予め想定して居たもうひとつの方法としてアルミテープを貼ってみます。
球面に伸縮性の無い素材を貼り付けますのでこの様に扇形にカットしてつなぎ合わせて行きます。

しかしどうしても取り切れないシワも残ってしまいます。
まあ光量を上げる事が目的なのでこれでもほぼ問題無いでしょう。

貼り付けてから磨きを掛けることでメッキの様なギラギラ感が出てきました。
もう期待感しか有りません。
結果は

施工前の3倍まで光量が上がりました。
最近はHIDよりも明るいLEDバルブもありますのでそれを使って頂ければ多分大丈夫でしょう。
と言うか、施工後はHIDはもう使えません。熱でアルミテープが剥がれたり変質する可能性が有りますので。
性能の良いLEDバルブが増えた事でこの様な方法での修理も最近は可能となりました。