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LMの2案件

先週末は急な親戚の葬式でろくに営業が出来ずご迷惑お掛けしましたm(_ _)m

今日は早朝よりなんと福島県の業者様より積車でお持ち込み頂きました(((( ;゚д゚))))アワワワワ

レクサスLM

ベースとなる車両は3眼ヘッドライト搭載の30アルファード後期車両です。

社外品のLMのヘッドライトを取り付けたところエラー表示が出てハイビームが点灯しないと言う事です。

考えられる事を全て試して頂きましたがそれでも解決する兆しが見えないのでご入庫頂きました。

この様な案件ではヘッドライトだけの郵送では対応不可となります。

車両側の制御の診断も必要になります。

早速動作確認すると聞いていたとおりの症状です。

取りあえず診断機にかけてみます。

診断機画面

レベライザー、冷却電動ファン、AHS(ハイビーム)のフォルトコードが現在進行形でメモリーされています。

念の為にお持ち込み頂いたノーマルの3眼ヘッドライトに付け替えて再度診断機にかけると

診断機画面

フォルトコードはメモリ値(過去のエラー)に変わりました。

つまり点灯コンピュータや車両側の制御、適合は問題無いと言えます。

従って社外品ヘッドライト内部の問題と確定出来ます。

このヘッドライトはあまり触らないメーカー製の方の製品で、純正の点灯コンピュータを取り付けて使うタイプです。

純正の点灯コンピュータとヘッドライト側はこの様な変換カプラーで接続します。

カプラー

上側が1カプラータイプ、下側が2カプラータイプです。

入庫時には1カプラータイプが付いて居ました。

3眼ヘッドライトの点灯コンピュータは2カプラータイプなので変換カプラーを替えてみると左右ともウインカーが点きっぱなし、

その他は全く動作しないと言う意味不明な状態になりました。

最初、メーカーの手違いで何か他の車種用の変換カプラーが同梱されているのかと思いましたがよくよく調べると

このカプラーは30前期型用の変換カプラーである事が判明しました。

そして1カプラータイプの方は後期の2眼シーケンシャルウインカータイプのヘッドライト用であることがわかりました。

そもそもが後期3眼ヘッドライト搭載車両には対応していないヘッドライトだったと言う事が原因でした。

電動ファンやレベライザーもヘッドライトの中にはダミーしか無いのでエラーが出ていますし、

ハイビームも3眼はアダプティブハイビームなので2眼用とは全く異なる回路構成となっているので

動作するはずもありませんし、診断機に表示されたフォルトコードは全て正確に当たっています。

原因がはっきりとわかりましたので対応方法も決まりました。

かなりの大工事となりますが解決出来る事案なので進めて行きます。

また完了後、ご紹介させて頂きます。

テールランプも不具合の解消を依頼されています。

LMのテールランプ

LEXOSって・・・WW

そしてもう一件のLMは純正のヘッドライトです。

LMのヘッドライト移植加工

30前期車両への適合加工です。

こちらも業者様からのご依頼になります。

いつもありがとうございます(^^)

tag : レクサスLMヘッドライト移植アルファード

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