60ハリアー前期型車両に後期型ヘッドライト移植プロジェクト始動

先日再掲載をお約束していたブログですが、諸事情が整いましたので再度掲載させて頂きます。

ご存じの方も多いと思いますが、60ハリアー後期型のヘッドライトはCAN通信制御の為、前期型のアナログ制御ではどの様に配線加工しても動きません。

ヘッドライトを点灯させる為の命令となるパケットが車側に存在しないからです。

ましてや、後期型ヘッドライトには先進のアダプティブハイビーム機能も搭載しています。

これは車載カメラとコンピュータによる制御が不可欠なので普通ではどうにもなりません。

かなり絶望的なプロジェクトですが、お客様の熱い気持ちと様々なご協力を頂き、また私自身この様なチャレンジングな仕事が大好きと言う事もあり本格的に加工に踏み切りました。

と言っても搭載はまだまだ先にお話になりそうです。

取りあえず解析してエラーの回避策や動作させる為の仕組みを考えてテストテストの繰り返しで移植実現の見込みがつきました。

まずは今までの検証内容を少し紹介させて頂きます。

問題の多そうなアダプティブハイビームは固定配光であれば問題無く点灯可能です。

この様に非常に細い横ラインで点灯します。

上下方向の不要な光は極限までカットしていますね。

60ハリアーハイビーム

LEDは一見頼りなさそうな物が8個並んでいます。

60ハリアーハイビーム1

アダプティブ機能で1つ1つ個別に消灯制御を行っているんですね。

中央のプロジェクターはハイビーム専用配光ですが、こちらもちょっと変わった配光パターンになっています。

これについてはまた後日触れさせて頂きます。

このライトのもう一つの目玉のシーケンシャルウインカーは純正ドライバーを使って問題無く点灯可能です。

60ハリアーウインカー

しかもドライバー基板にちょっと細工をしてやる事で流れない全灯ウインカーにも変更可能です。

シーケンシャルウインカーがお好みで無い方にはお勧めです。

基板を解析して感じたことはさすがにメイドインジャパンの純正品。万が一のフェイルセーフ機能もきちんと考慮されています。

ウインカーのブロックごとのドライバーが壊れてもLED切れにならない様に工夫されていて当店含むアフターマーケット製品のリレーとは根本的に設計構想が違いますね。これは大変良い勉強をさせて頂きました。

コーナリングランプも純正LED+ドライバーで点灯可能です。

60ハリアーコーナリングランプ

制御回路さえワンオフしてしまえばコーナリングランプとして機能を再現出来ます。

勿論メインプロジェクターも点灯しました。

ハリアープロジェクター

ここまで条件が揃いましたので特に大きな問題は無さそうです。

移植ついでのグレードアップ計画もありますが、それはまた次回以降にご紹介させて頂きますね( ^ω^ )

お客様より装着画像も届きましたのでサイトに掲載させて頂きました。

タンクハイマウント

タンクのハイマウントストップランプ加工


A様、この度は当店をご利用頂きました誠にありがとうございましたm(_ _)m




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