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CAN通信型ヘッドライトのポジション信号について

もう色々な媒体で紹介されていますのでご存じの方も多いと思いますが、

最近のヘッドライトCAN通信制御のタイプが増えているので、従来の様にヘッドライト

近辺からポジション信号を取ることが出来ません。

その為車内ナビ裏などから配線を引くと言う作業が必要になってきますが、

ハイブリッド車などではモーター用のインバータがあったりでエンジンルームも

かなり空間が狭くなっています。

配線を室内からエンジンルームに引く為には通常はバルクヘッドにある配線のグロメットから通します。

ワイパーカウルが前にせり出したデザインの車も多く、この写真の様に普通では手が入らない場所にあります。

グロメットの位置


いつも思いますが、この様な場所にエアサスの配管を通す作業をしておられる人には頭が下がりますね(=∀=)

ご入庫頂いての加工ならこちらでなんとか出来ますが、郵送でヘッドライト加工を行った場合、

これでは一般の人はお手上げだと思います。


そもそも何故CAN通信だとヘッドライト近辺にポジション信号が来ていないのかと言う事ですが、

簡単なイメージを作って見ました。

CAN通信概要

おわかり頂けるでしょうか?

ヘッドライト点灯用コンピュータがスイッチの役目をしていますのでポジションの電源が取れるのは

コンピュータの下流になります。

単純に考えればじゃあヘッドライトの中からイカリングなどの電源を取ればいいのでは?となりますが、

それは絶対にNGです。最悪コンピュータを壊すことになります。

ヘッドライト側のコンピュータで駆動出来るLEDの電流値には上限がありますし、そもそも定電流回路に

なっている場合は元々のポジションが暗くなってしまいます。

じゃあ機械式のリレーを使えば?と思った方もおられると思いますが、それもNGです。

コイルを持ったリレー機はサージノイズを出しますし、ONの瞬間に突入電流が発生します。

一瞬ですが大きな電流が流れるのでこれもコンピュータ破損の原因になります。

機械式リレーでも大きな物だとコイル側に100mA近く流れる物も有るので絶対にNGですね。

残る方法として半導体を使ったリレーを使う方法があります。

半導体リレーはコイルがありませんし、1次側の内部抵抗値を高くしておけば電流値も無視できるほど小さく出来ます。

当店ではこの方法を使って加工ライトの取り付けを簡略化出来る様にさせて頂く事も可能です。

勿論スイッチで任意オフも可能です(^_^)v


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