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スーパーカブ入庫

実は加工で触るのは今回がお初のスーパーカブです(-∀-)

ポジション球をLEDに変えると何度交換してもエンジン始動の瞬間にLEDが切れると言うご相談です。

この車体はタイ製の110CCでポジションランプがウインカーのユニットに同居しています。

原付含め、この程度の排気量のバイクはポジションやヘッドライト、テールランプは

確か交流で点灯していたな~と遙か昔の知識が思い出されました。

交流だとすると逆電圧でLEDが壊れる可能性も有りますし、エンジン始動の瞬間に切れると言う事なので

始動の瞬間に大きなサージが出ている可能性も考えられます。

いずれにしても整流してサージ対策を行った上で安定化電源を通して点灯してやれば

解決するはずと思いましたので引き受けさせて頂きました。

入庫されましたので早速ポジションの波形を見て見ます。

波形1

なんと、交流と思っていましたが、半波整流の脈流の波形が出ました。

ダイオード1個で超簡単な整流はしている様です(・ω・;)

試しにエンジン始動時の波形を見ると始動の瞬間にオシロの波形が振り切ります。

間違い無く大きなサージが出ています。(瞬間なので撮影出来ませんでした)

電球なら多少のサージであれば切れる事はありませんが、LEDの場合はひとたまりもありません。

対策としてまずブリッジを使って全波整流を行い、その後コンデンサーでリップルを取り、

更にサージアブソーバーを通してから安定化電源回路に入力する回路を製作しました。

サージアブソーバーは電源回路の保護の為、念のために入れています。

結構凝った物を作ったつもりですW(`0`)W

対策後の波形です。

波形2

完全なフラットではありませんが、アイドリング時でこのレベルの波形なら上等です。

エンジン始動時のサージも完全に消滅しました。

何度もエンジンを始動しましたが、当たり前ですがLEDは正常に点灯を続けています。

スーパーカブ

回路の副産物的な効果でアイドリング時の点灯もかなり安定してちらつきも減少した感じです。

いつもとはちょっと違う内容の作業で大変面白かったです。

上手く行って良かったです\(^o^)/





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