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R60MINIのテールランプ

現在社外品ランプの修理は受付をしておりませんが、作り替えも視野に入れたお話だったので対応させて頂きました。

MINIテールランプ加工3


R60MINIの社外品テールランプですが、購入当初より動作がおかしいと言うお話です。

具体的にはスモールとブレーキランプの動作が支離滅裂な動きになっていました。(画像撮影を忘れた事が残念!)

確かこの年式のBMW系はスモール/ブレーキはダブル球では無くパルス変調での制御だった事が頭をよぎったので、恐らくコントローラーの故障だろうと判断しました。

テールランプ背面にこの様なコントローラーが装着されています。
MINIテールランプ加工2

無負荷でも電圧を掛けると電流が流れるので球切れキャンセラー抵抗も内蔵されているみたいです。

パルス変調式のテールランプではハロゲンのシングル球をスモールランプ点灯時はパルス電流で駆動して
見た目の光量を減らします。
ブレーキランプ時にはDCに切り替わるので見た目に明るく見えます。ダブル球とは全く違う制御ですね。

ところがこの社外品テールランプはスモール時はファイバー部のラインだけが点灯します。
ブレーキを踏むとラインの間のLEDも追加点灯します。

MINIテールランプ加工1

更にややこしいことに、ブレーキランプの下半分はウインカーも兼用しています。



ダブル球であればこの社外品テールランプの制御は簡単に出来るお話ですが、
パルス変調式の場合は電流のパルス成分とDC成分を分離するフィルターの様な回路が必要になります。
先ほどのコントローラーにこの回路が内蔵されているはずなのですが、どうやらここが壊れているみたいです。

こう言った場合の裏技として、スモールランプの信号はライセンス球から、ブレーキランプの信号はハイマウントから取る方法もあります。
しかし追加の配線加工が必要になったり、見た目にもスマートでありません。
社外品テールランプはカプラーONで取り付け出来るのにうちで加工したら配線がややこしくなったなんてお客様に思われたら何か負けた様な気がして悔しいですよね(笑)

幸い、このフィルタリング回路はBMWのテールランプ加工でよく使うのでもう何年も前にノウハウは確立しています。

この回路を付けてキャンセラー抵抗を取り付けて一件落着となるはずだったのですが、いざ取り付けてエンジン始動すると
すっかり忘れていたフラッシング現象が・・・・(((( ;゚д゚))))アワワワワ

このタイプのテールランプは球切れチェックの為にエンジン始動後と、エンジンがかかってからも数分間隔で
微弱なパルス電流をテールランプの各電球に流して電球が切れていないかのチェックを行っています。
ハロゲンバルブの場合はパルス電流に対する応答速度が遅いので光らないのですが、LEDだと同じ電流でも光ってしまうんです。

しかも片側4つ有る電球の全てにパルスが流れるのでちんどん屋のごとく派手にピカピカ光ります。
これは車検も通りませんし、走行中にも定期的に発症しますので後続車がびっくりするかも知れません。
当然放置出来ない状態です。

これに対しても先述のパルス成分のフィルタリングを行うことで解決出来ます。
ブレーキランプ、バックランプ、ウインカー、バックフォグはパルス成分を除去してやれば簡単に解決できましたが、
問題なのはスモール。
スモール信号もパルスなのでパルス成分を除去するとスモールが点灯しなくなります。さて困った・・・・(・ω・;)
さすがにフラッシングを起こすパルスとスモール信号そのもののパルスを分離する事は出来ません。
スモールだけのフラッシングは妥協して頂こうかとも思いましたが、あきらめずに色々考えると策は見つかる物ですね。
めでたく全て解決出来ました。この瞬間の達成感は本当にたまりません(*^_^*)





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Author:エルコボ
大阪堺市のヘッドライト加工、テールランプ加工、

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