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ベンツW222完成

入庫中のベンツSクラス(W222)のヘッドライトが完成しました。

先日もご紹介させて頂きましたが、前期車両にポン付けで搭載出来る後期ヘッドライトです。

W222ベンツ後期型ヘッドライト

本当に純正と区別が付かないほどに精巧に出来ています。

質感も純正クラスです。

しかも純正品よりもかなりお安いのでこれは相当売れるでしょうね。

今回の加工ではヘッドライト内部の3本ラインへ流れるウインカーの加工を行いました。

3本ラインはデイライト、ポジション、ウインカーで兼用しており、全て同じ箇所が点灯します。

非常にスペースが狭く、LEDの設置に骨が折れましたが頑張らせて頂きました(=゚ω゚)ノ



オーナー様のご希望でイベント用のリレー機で流していますが、勿論シーケンシャルウインカー

パターンで流すことも可能です。

本来ウインカー時には白色は消灯するのですが、どういう訳かデイライトの時は正常に消えるのに

ポジションになるとウインカーを出しても白色が点灯したままになります。

左右とも同じなので故障とかでは無く元々の仕様の様です。

しかし白色が消えないのでウインカーの点灯状態が非常にわかりにくく危険なレベルでしたので

加工ついでに白色を消灯させる回路も組み込んでおきました。

前期車体のシステムを使って動作するのであちこちに矛盾が生じているのでしょうね。

ウインカーの回線も常時12V程度の電圧がかかっていました。

ノーマルの状態ではウインカーのLEDを点灯させるにはもっと高い電圧を使いますが、

12Vなのでブレイク電圧に達しておらず、普段はLEDに電気が流れないので分からない様になっています。

そんな事は最初知らなかったのでウインカーリレーを接続すると接続したとたんにウインカーが流れます。

何じゃこれ?って感じでしたが、このままでは使い物になりません。

対策として16V以下の電圧はカットする電子回路を即席で製作して事なきを得ました。

もう一つ不思議な事がありました。

ヘッドライトの換気口が全て塞がっているんです。

ヘッドライト換気口

写真でおわかり頂けると思いますが、換気口の造形はあるのに穴が貫通しておらず呼吸が出来ません。

この様な未完成の換気口は国産車のライトでも良く見かけますが、その様な場合でも

他に何個かはきちんと穴が貫通した換気口が存在します。

試しにヘッドライト内部に空気で圧をかけましたが、漏れは皆無。

つまり完全密閉のヘッドライトになっています。

このままでは確実に結露が起こったり、内部の温度上昇に伴う空気の膨張で

ヘッドライトが破裂する危険すらあります。

勿論穴を開けて対策しておきました。

しかし加工前からお客様からこのお話を頂いた時はベンツの厳格な監視システムを完璧にだまして

エラーも出さずに動作する社外品ヘッドライトに私も興味津々でした。

解析や開発には大変なご苦労があったのだろうなと感服させられました。

クオリティーと言いこの分野では恐るべし「MADE IN TAIWAN」ですね( ̄^ ̄)ゞ







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Author:エルコボ
大阪堺市のヘッドライト加工、テールランプ加工、

シーケンシャルウインカー加工の専門店エルコボのブログです。

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