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続ロールスロイスのフェイスリフト

プロジェクターの配光の改造で時間がかかっておりますが、ようやく解決が出来ましたのでご紹介させて頂きます。

前期型ベース車両に元々搭載されるヘッドライトはごく一般的なバイキセノンプロジェクターですが、

移植する後期型ヘッドライトはLEDプロジェクターでしかも配光の制御が少し変わっています。

いわゆる機械式のアダプティブハイビームとでも言いましょうか、現在の電子式のアダプティブハイビームや

アウディーのマトリクスライトのヘッドライトの走りで、シャッター式の遮光板を動かせるのでは無く

回転するローラーで配光を制御しています。

プロジェクターの加工1

赤線で囲んだ部分がローラーです。

横にギアとモーターが見えますね。

マグネットセンサーでローラーの位相を検知しています。

プロジェクターの加工7

ギアのバックラッシュがあるとカットラインがぶれるのでシザーズギアが使われて居ます。

シザーズギアと言えば確かカムリだったかに初めて搭載されたトヨタの3S-FEエンジンを思い出します。

当時はなんちゃってツインカムとか揶揄されましたが、なんとも画期的な発明ですよね~(^^)

実はこの制御、1部のベンツやクラウン、マジェスタ、レクサスLSでも1部で同じ様な物が使われて居ます。

国産の場合は左右2分割のシャッターを2個のモーターで別々に制御しています。

話がそれましたが、まず通常のロービーム状態です。

プロジェクターの加工4

特に変わりの無い左上がりの配光です。

そしてハイビームの状態。

プロジェクターの加工2

これも普通ですね。

そして普通のプロジェクターには無いパターン。

プロジェクターの加工3

左側だけハイビーム配光になります。

反対側のプロジェクターは反転した配光になりますので対向車の位置だけロービームとか

前走車の位置だけロービームと言う配光が可能となります。

配光が連続的に変化する様子を動画でご覧下さい。



しかしこれらの制御は後期型車体に搭載されるカメラやECUがあってこそ可能となる物で

それらが存在しない前期車両でこの制御を行うことはほぼ不可能です。

そこでこのプロジェクターを前期型と同じくソレノイドを使って配光を切り替え出来る様に改造

する必要があり苦労していました。

どのソレノイドを使えば良いのかとかソレノイドの戻りスプリングの選定も試行を重ねて最適な物を

選定しなければなりませんので何度も違う物を取り寄せたりしますので時間がかかります。

しかし今回取り寄せた部品で無事バイビーム化が成功しました。



勿論肝心な改造部分は非公開とさせて頂きます(笑)

そして後期型はAFSも装備されていますが、前期型は固定なのでAFSモーターを外して固定しました。

AFSもプロジェクター同様に車両側に制御するシステムが無いので殺してしまう必要が出ます。

固定にはこの様なアクリルプレートを製作してがっちりロックします。

プロジェクターの加工5

プロジェクターの加工6

最大のネックとなっていた部分が解決出来ましたので残る作業を進めて行きます。

アウディーA6のフェイスリフトは今月下旬頃に入庫での検証、取り付けが完了する予定です。

上手く行くかどうかはまだ確実ではありませんが、結果を注視されておられるお客様は

もうしばらくお待ち頂ければと思いますm(_ _)m
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Author:エルコボ
大阪堺市のヘッドライト加工、テールランプ加工、

シーケンシャルウインカー加工の専門店エルコボのブログです。

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